「会議でなかなか発言できない…」
「何と言えばいいのか分からない」
あなたは自分の意見がはっきりと言えますか?
僕は昔から男のくせに気が弱い性格で、会社でもなかなか発言できずに苦労しました。
とくに新人時代は、まわりにどう思われるかが気になって会議などでも発言できませんよね。
でも自分の意見をはっきり言えないと「消極的なやつ」「やる気のない新人」という印象を与えてしまい、そのレッテルを覆さないといけないプレッシャーから、ますます発言できない悪循環に陥ってしまいます。
しかし、僕はほんの少し意識を変えることで人目が気になる性格を克服し、「思ったことを自由に言っていいんだ」と思えるようになりました。
本記事では、自分の意見を言えない原因を分析し、会議で発言できない新人が対策すべきことを紹介しています。
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会議で発言できない原因とは?
なぜ思っていることがあるのに「自分の意見を言えない」という、もどかしい状態になってしまうんでしょうか?
まずは、その原因を知っておきましょう。
嫌われたくない
発言できない性格の人は、自分が言った内容によって「嫌われたらどうしよう」といった不安を抱えています。
言ったことが誰かを怒らせてしまうかもしれない。
そして自分が嫌われてしまったらと思うと、言いたいことが言えないようになります。
新人が職場で嫌われると働きづらくなってしまうため、嫌われるくらいなら何も言わないほうがマシだと考えてしまうんですね。
気を遣いすぎる
自分が嫌われたくないだけでなく、「相手を不快にしないように」と必要以上に気を遣ってしまうタイプもいます。
実際には相手は何も気にしないような事でさえ、「こんな事を言うと嫌かな?」「自分なんかが意見すると迷惑だろうな」と深読みするクセがあります。
他人の感情について気配りができるというのは素晴らしいことですが、あまりに気を遣いすぎると自分を苦しめる結果となってしまうんです。
優しすぎる、空気を読みすぎる、という性格は自分の意見を発言できないことの原因ともなります。
否定されつづけた経験がある
今まで生きてきた中で、家族や友達や先生など、誰かに否定されつづけた経験のある人は自分の意見を発言できなくなる傾向があります。
人格や言動などを否定されつづけると、人は自分に自信がもてなくなり、「どうせ自分が意見を言っても否定されるだけだから」と発言できなくなってしまいます。
我慢して自分を抑え込んできた
自分の意見をはっきり言えない性格の人は、やりたい事や言いたい事を我慢しなければいけない環境で育ってきたケースもあります。
辛抱強く理性的という長所がある一方で、同時に我慢しすぎて思ったことを発言できない原因になることもあるんですね。
意見を求められても他人の意見を優先させてしまい、嫌とも言えずストレスがたまってしまう状況が多くなりがちです。
自分の意見を持っていない
そもそも自分の意見をしっかり持っていなければ、発言できないですよね。
大事な場面でいつも誰かに任せきりにしたりなど、自分の心と向き合ってこなかった人は「自分はどうしたいのか?」というのが分からなくなります。
また、新人であるために必要な知識や情報が足りていなくて、正解が分からないから「何を言えばいいんだろう?」と言葉に詰まってしまうケースも考えられます。
人前で話すのが恥ずかしい
言いたい事がはっきりしていても、人目が気になって上手に発言できない人もいます。
「相手の目を見て話せない」
「集団で注目されるのが苦手」
「話そうとすると緊張してしまう」
このように意識とは別に、身体が勝手に反応してしまうと、人前で話すのが恥ずかしいと感じるようになります。
文面では意見を言えるのに、会議など面と向かうとはっきり言えない、という状況になりがちです。
発言できない原因が分かったら、次に紹介する対策を実践していこう。
新人でも大丈夫!会議で発言できないときの対策
自分の意見をはっきり言えない性格の原因がお分かりいただけたと思います。
職場でうまく発言できないと、会議など色々な場面で苦しい想いをすることになりますよね。
ここからは、新人でも誰でもストレスなく発言できるような対策を紹介していきます。
正しい意見を言わなくもいい
真面目なあなたは、「仕事なんだから正しい意見を言わなくてはいけない」と考え、間違うのを恐れて発言できていないことでしょう。
しかし、じつは必ずしも正しい意見を言わなくていいんです。
なぜなら、ひとつの意見でも捉える人によって正しくも間違いにもなるからです。
ある人が「何の役にも立たない意見」だと言っても、ちがう視点をもっている人からはグッドアイデアだと言われる事なんてよくあります。
「知識」は正しい情報でなければいけませんが、「意見」に正解なんてものは無いんですよ。
あなたが会議などで発言した何気ない内容が、誰かの考えを刺激して化学反応を起こし、素晴らしいアイデアに昇華する可能性もあります。
意見を言うことは答え合わせじゃないんだと理解しましょう。
良い顔をしない
「嫌われたくないから良い人と思われるように」と考えていると、結局何を言えばいいのか分からなくなってしまうものです。
しかし誰にでも好かれる人というのは、格好つけた人よりも、いつだって自然体でいられる人です。
良い顔をしようとして発言した言葉というのは、あなたの本心ですか?
先ほども説明したように、意見には正解がなくて受け取る人によって捉え方がちがいます。
そのため、難しく考えずに自分が感じたとおりの意見をそのまま伝えるほうが、周囲の人たちにとっても気持ちがいいものなんですよ。
まずは事実を伝える
すぐに自分の意見をはっきり言えるようになるのは難しいと感じる人も多いでしょう。
そういう時には、まず主観的な意見を述べるのではなく、客観的な事実を伝えることから始めると良いですよ。
事実を伝えるだけなら相手にどう思われるかを気にする必要はありませんよね。
- 得た情報を紹介する
- 起きた出来事を伝える
- みんなの意見をまとめる
このように、あなたの考えが介入していない内容であれば、難しい事を考えずに話しやすいと思います。
そこから少しずつ自分の意見をまぜながら発言するようにしていくと、自然と意見を言えるようになりますよ。
文字に起こしてみる
いきなり会議などで自分の意見をとっさに発言するのはハードルが高いですよね。
顔を合わせて喋ったり人前で話すのは、恥ずかしさやプレッシャーも感じるでしょう。
そういう時は、普段から自分の考えを文字に起こすクセをつけておくと良いです。
日記でもメモでも良いですし、メールやSNSという手段もあります。
文字ならば会話と違って自分の考えをゆっくりまとめながら書くことができますので、慌てて焦ることがなくなります。
そうやって自分の考えと向き合う経験を積み重ねていくことによって、とっさの時にもスムーズに自分の意見をはっきり言うことができるようになってきますよ。
他人の意見に乗っかる
ゼロの状態から自分の意見だけを言うのは、否定されるのが怖かったり周囲に気を遣ったりして、なかなか発言できないですよね。
そういった状況では、最初は聞き役に回って他人の意見を先に聞くようにしましょう。
そして他人の意見を受けて、それに対して「自分はこう思う」という形にすると発言しやすくなります。
ここで注意すべきポイントは、「相手の意見を頭ごなしに否定しない」という事です。
否定してから意見を言うと、ちゃんとした意見でも印象が悪くなって反論されてしまう恐れがあります。
「なるほど、そういう考えもいいですね。僕としては〇〇という考え方もあるのかなぁと思います」
といったように、相手の意見を尊重しつつ自分の意見を言うと会議などでも穏便に進みます。
普段から知識をつけたり予習する
そもそも自分の意見を持っていない、分からない、という人は知識をつけることから始めましょう。
意見がないのは性格の問題ではなく、まだ新人なため知識不足や予習不足である可能性もあります。
知らないことに対して意見を持てないのは当然ですよね。
普段から仕事と関係のある情報を積極的に集めるように心がけ、会議などがあると事前に分かっているなら予習をしてから臨みましょう。
そうしているうちに、「この議題はこうなんじゃないかな?」「こういう情報があるけど、僕はこう思うなぁ」といったように、自然と自分の意見が生まれてくるようになりますよ。
⇒新人が仕事できないのは当たり前?早く慣れるための6つのコツとは
最初から意見を言える人のほうが珍しい!焦らなくていいんです
会議で発言できない新人の対策を紹介しました。
ですが、じつは最初から思ったとおりに発言できる人のほうが珍しいんです。
とくに職場で新人の立場にあったりすると、大事な会議などで意見を求められてもプレッシャーを感じて焦ってしまいますよね。
焦るということは、あなたが「きちんと意見を言いたい」と立派な考えを持っているからなんです。
その気持ちを持ちつづけていれば、ひとつずつ課題をクリアして成長できるはずですよ。
明日からすぐに自分の意見を言えるように、なんて自分を追い詰める必要はありません。
今はまず「自分の思ったことを言っていいんだ」ということを知り、意識や行動を少しずつ変えていくように心がけていきましょう!
きっと気付けば自分の意見をはっきり言えるようになっていますよ。
もし、あなたが意見を言っても全否定してきたり、どうしても発言しにくい環境の職場だったら、転職することで解決できるかもしれません。
新人に対してあまりに厳しい目を向けすぎたり、威圧的な空気のある職場というのは、あなたの成長を妨げてしまいます。
今後の自分を思い浮かべたとき、「ここで成長している自分が想像できない」と感じたのなら、早めの転職を考えましょう。
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できれば20代、遅くても30代のうちに、思い立ったら即行動したほうがいいです。
「また今度でいいか」とためらっていたら、このままずっと変わることはありません。
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まとめ
〈新人が会議で発言できない時の対策〉
- 正しい意見を言わなくもいい
- 良い顔をしない
- まずは事実を伝える
- 文字に起こしてみる
- 他人の意見に乗っかる
- 普段から知識をつけたり予習する
最初から思った通りに発言できる人なんていません。
焦らず、ここで紹介した対策をとっていくことで、だんだん慣れていきますよ。
どうしても発言しにくい環境であったり、何を言っても否定されるような職場であるのなら、自分らしく働くために転職も考えてみましょう。