・仕事量が多すぎるのが辛くて辞めたい…
・業務過多を理由に退職してもいい?
・完全に仕事がキャパオーバーなので辞めたい!
あまりに仕事量の多すぎる状態で働いていると、疲労やストレスが溜まって体調を崩してしまいかねません。
そのうえ、見合った給料や正当な評価が受けられないような状態なら「辞めたい」と思うのは当然のことですよね。
今の僕は過酷な労働環境から抜け出すことができましたが、後先を考えずに勢いで退職していたら、きっと未だに自分に合った働き方は出来ていなかったと思います。
そこで本記事では以下のような内容をまとめました。
- 辞めないほうがいいケースと辞めるべき理由
- 辞めたい時に気を付ける3つのポイント
辞めてしまってから後悔しないように、ぜひ参考にしてくださいね!
仕事量が多すぎる原因やパワハラになるケースについては、『仕事量が多すぎる…それってパワハラかも!?』の記事で解説しています。
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仕事量が多くても辞めないほうがいいケースとは?
今は仕事量が多すぎて辛いと感じていても、続けていくことで将来的には良い場合もあります。
では、どのようなケースでは辞めないほうがいいのでしょうか?
仕事に慣れてないだけ
あなたが新人であったり、初めての業務を任された場合など、ただ仕事に慣れてないのが原因であるなら辞めるには早すぎます。
慣れないうちは時間がかかるしミスの確認や修正などの作業に追われて、「仕事量が多すぎる!」と感じることもあるでしょうね。
しかし、新人の頃は仕事がうまくいかないのも当然です。誰にだって「初めて」はあるんですから。
今は手一杯だとしても、経験を積んでいけば先輩たちのように余裕が生まれてくる時が来ますよ。
新人には荷が重すぎる業務を押し付けられたり、明らかにキャパオーバーで残業を強いられるような状況でなければ、退職しないほうがいいと言えます。
関連記事:新人が仕事できないのは当たり前?早く慣れるための6つのコツとは
一時的な忙しさ
仕事量が多すぎる状態が一時的なものであれば、慌てて辞めなくてもいいでしょう。
育休や産休、寿退社などで人手が減ることで一人ひとりの負担が増えることもありますが、復帰や人員補充の予定があるなら少しの辛抱だと思えるはずです。
また、偶発的なトラブルや繁忙期などによって「今だけ」仕事量が多すぎるといった場合も、そこを乗り切ることで自分自身の成長にもなりますよ。
忙しすぎる現状がいつまで続くのか、人員補充のめどが立っているのか、上司に尋ねてみて判断するといいでしょう。
正しく評価される
仕事量が多すぎると感じていても、会社に正しく評価されて出世や給料アップにつながるなら、辞めるにはもったいないです。
一人ひとりの仕事量をきちんと把握して、それに見合った待遇を用意してくれる会社というのは良い環境であると言えます。
仕事量が多いのは、それだけあなたを評価し、期待をしているのかもしれませんよ。
頑張ったおかげで将来的にあなたが部下に仕事を回せるようになる事もあるでしょう。
ただし、人によっては「出世や高収入よりも、自分のペースで仕事がしたい」という価値観もあるので、そこは自分との相談になります。(僕はこのタイプです)
相談すれば改善される
もし上司などに相談して状況が改善される見込みがあるなら、辞める必要はありません。
- 頼まれたら断れない
- 忙しくても人に頼めない
- 嫌われると思って相談できない
このような特徴のある人は、仕事量が多すぎる状態になりやすいと言えます。
しかし、相談してみれば意外とあっさり解決されるケースもあるものです。相談する前から諦めてすぐ退職するのはもったいないですよ。
逆に「相談しても聞く耳を持ってくれない」「過酷な労働環境が当たり前になっている」という場合は、辞めるべき職場と言えます。
「辞めないほうがいいケース」に当てはまる人は、もう一度じっくり考え直して後悔しない選択をしよう。
仕事量が多すぎるせいで損をするなら早めに辞めるべき
もし仕事量が多すぎることが原因であなたが損をするようなら、迷わず早めに辞めるべきです。
先ほど説明したような「努力や我慢をしたら良い未来が待っている」という環境は、現実的には多くありません。
というのも、「辞めたい」と感じるほど仕事量が多すぎる職場には、何かしら問題があることが大半だからです。
残った人ほど負担と責任が大きくなる
「大変なのは今だけだから」「すぐに新人が入ってくるから」と耐え抜いたことで人手不足が解消されたとしても、実際には離職率が高かったり人が増えたぶんだけ仕事量も増やされたりなど、結局は余裕がある時のほうが圧倒的に少ないという状況になりがちです。
そのような職場では、残った自分ばかり仕事が多くなっていき、一人で責任を抱え込まなくてはいけなくなります。
すると、いずれ辞めたくても辞めるわけにはいかない立場に追い詰められるかもしれないんです。
キャパオーバーで体調を崩す危険性も
仕事が多すぎる状態が続けば、いつか心や体を壊してしまうでしょう。
社会人として努力や忍耐力は必要なものですが、それはあくまで「無理のない範囲」での事です。
自分のキャパオーバーで我慢し続けることは、決して正しい働き方とは言えませんよ。
「仕事のため」「会社のため」と無理をした結果、健康を損なって仕事ができなくなる恐れもあります。
「自分の将来のために」どういった働き方をすべきか、改めて考えてみるべきです。
関連記事:仕事がしんどい、行きたくない。それでも頑張るしかないの?
あなたの価値を搾取されてはいけない
仕事量が多すぎる職場で働き続けることは、あなたの労働力という価値を搾取され続けているのと同じことです。
自分の能力や仕事量、労働時間に見合った待遇を受けられていますか?
そうでないなら、あなたは自分の価値に見合った対価を支払われるべきですよね。
会社にとって都合のいい存在になってはいけません。
社員をこき使うだけで大切にしない職場では、見返りが期待できないどころか会社の都合で切り捨てられるかもしれないんです。
自身の成長のためにも、安心できる将来のためにも、きちんと努力が報われる職場で働きましょう。
関連記事:「社員を使い捨てにするのが当たり前」の会社は3年以内に辞めるべき
仕事量の多さが自分にとってプラスになるかマイナスになるかを見極めることが大切というわけだね!
仕事量が多すぎて辞めたい時に気を付ける3つの事
仕事量が多すぎることで「辞めたい」と思った時、何も考えずに勢いで辞めてしまうことはおすすめできません。
場合によっては、あなたのキャリアに傷をつけてしまうかもしれません。
そうならないためにも、実際に辞めようとした場合に気を付けるべき点について解説します。
退職の意思は早めに伝える
仕事量が多すぎる職場は辞めたいと思うのも当然ですが、だからといって突然「今日で退職します」などと言ったり勝手に職場へ行かなくなるような事は、できる限りやめておきましょう。
正当な理由もなくそのような事をすると、転職の際にも不利になってしまう可能性があります。
法律では2週間前までに退職届を提出すれば認められることになっていますが、一般的には2~3ヶ月前に伝えるのが良いとされています。
会社の規則で「〇ヶ月前までに退職の意思表示をすること」と決まっている場合は、それを守ることが無難です。
そして退職の意思を伝えた後は、それを理由に業務の引継ぎをしたり他の人に分担したりなどして、仕事量を減らしていきましょう。
そうすることで他人に迷惑をかけたり自分のキャリアに傷をつけることなく、働き方を見つめ直す時間や転職活動に余裕を持つことができますよ。
ただし、過労によって体調を崩したり精神的に病んでしまっている場合は例外として、自分の身を守ることを優先してくださいね。
自分の適性を知っておく
辞めたいと思い始めたら、実際に退職をしてしまう前に、自分の適性を調べておくことをおすすめします。
- 自分にはどのような長所や短所があるのか?
- どんな働き方をしたいのか?
- 向いている仕事、職業は何か?
こういったものを理解しておくことで、転職したあとで後悔することを防ぐことができます。
僕は一度、とにかく今すぐにでも辞めたい気持ちで焦って転職先を決めた結果、またブラックな環境の職場に就職してしまって後悔した過去があります。
あなたは同じ間違いをしないでくださいね。
自分の適性を知る方法は、こちらの『強み弱みを自己分析できる人になって転職を有利に進める方法!』で詳しく紹介しています。
自分に合った転職先を決めておく
仕事量が多すぎるせいで辞めたい時には、退職前に次の転職先を決めておきましょう。
心身の不調が出ていてしばらく休みたい場合は仕方ないですが、すぐに働くつもりなら「辞めてから考えよう」というのは危険です。
先ほども説明したように、焦って転職先を決めてしまっては同じ失敗を繰り返して必ず後悔します。
せっかく嫌な職場を辞める決断をするのですから、あなたが自分らしく働ける場所を見つけなければ意味がありませんよね。
何度も転職を繰り返さなくていいように、自分のペースで前向きに仕事ができるように、あなたに合った職場を探してくださいね。
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年齢を重ねるにつれ、自分の希望がかなう会社への転職はどんどん難しくなっていきます。
できれば20代、遅くても30代のうちに、思い立ったら即行動したほうがいいです。
「また今度でいいか」とためらっていたら、このままずっと変わることはありません。
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