仕事量が多すぎて辛い…。
このように感じる事ってありますよね。
決してサボっているわけでもないのに、延々と終わらない業務…。残業や休日出勤が当たり前になっていて、体力的にも精神的にも疲れきってしまった。
でも、また次の仕事があるから休むわけにもいかない。
「社会人はこれが普通なんだ」
「どこの職場も同じようなもの」
本当にそうでしょうか?
どう考えても仕事量が多すぎる場合、それはパワハラかもしれませんよ!
実を言うと、今では自分のペースで働けている僕も、以前はそのような毎日を過ごしていました。
そこで本記事では、以下の内容をまとめました。
- なぜ仕事量が多すぎる状態になるのか?
- パワハラに該当するケースとは?
- 仕事量が多すぎる状態が続くとどうなるか
今の自分がどういった状況に置かれているのかを理解することが、自分らしく働くための第一歩になりますよ!
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仕事量が多すぎる!その原因とは?
なぜ仕事量が多すぎる状態になってしまうのでしょうか?
まずは原因を理解しておきましょう。
ミスが多い
ミスが重なると、精査や修正にそれだけ手間がかかってしまい、仕事量が多すぎると感じてしまう原因となります。
この場合は実際に仕事量が多すぎるのではなく、ミスを繰り返してしまう人のせいで結果的に手が追い付かないんですね。
自分や周りの人がミスばかりしていないか振り返ってみましょう。
関連記事:仕事でミスが続く5つの原因と、ミスを減らす11の対策とは
仕事が遅い
仕事のペースが遅いことも、ミスが多いことと同じ事態を招きます。
新人であったり慣れない業務をやる時には、ミスが無いよう丁寧にやることは大事です。
しかし経験を積むごとにペースは上げていかなければいけません。
今一度、自分のペースが周囲と比べて遅くなってないか再確認してみましょう。
関連記事:仕事が遅いと言われる人の原因と悩みを改善する8つの対策
仕事が出来すぎる
仕事が出来すぎる人は、多すぎる仕事量を任されてしまいがちです。
ミス無く仕事も早くこなせるのは素晴らしい事です。
しかし、あまりに周囲より仕事が出来すぎていると、「この人に任せたら早く終わる」「手が空いた人にどんどん仕事を回そう」といった流れになってしまいます。
システムが非効率
個人の仕事の出来にかかわらず、職場のシステム自体が非効率だと仕事量が多すぎると感じる原因になります。
実際には仕事の量が多くなくても、不必要な作業や二度手間になるような方法を取っていては、時間ばかりを浪費してしまいます。
先進技術や最新ツールなどを敬遠し、古いやり方を変えることができず時代に取り残されている会社にありがちです。
人手不足
人手が不足していると、一人あたりの仕事量が多すぎる状況につながります。
職場全体の仕事量は変わっていなくても、退職者がいたり新入社員が入ってこなければ人手不足になることは当然ですよね。
会社がそこを理解していないと、一人一人の負担が大きくなってしまいます。
周りがサボっている
あなたが真面目に仕事をしていても、周りにサボっている人がいたら負担が回ってきます。
ノルマや納期に間に合わなければ、誰か一人のせいで全員が迷惑をかけられることもあるんです。
関連記事:口だけの人が仕事しないワケとは?対処法を知らないと損します
上司の管理能力が足りない
上司に管理能力が足りなければ、部下の仕事量が多すぎる状態になりやすいです。
どれだけ忙しいか把握しておらず過剰に仕事を取ってくる…。
誰が何の仕事を持っているか理解せず不公平に割り振る…。
このような上司がいたら要注意ですね。
嫌がらせ
考えたくないですが、仕事量が多すぎる原因は、あなたに対する嫌がらせ行為かもしれません。
多すぎることを分かっていて、わざと仕事を振ってくるような最低な人もいるものです。
弱気な性格や上下関係の立場によって断り切れない人ほどターゲットにされやすくなります。
困らせることでストレス発散したり、体力的・精神的に追いつめて潰すのが目的なのでしょうね…。
関連記事:職場のいじめに勝つ方法5つを解説。もう耐える必要はない!
会社が目先の利益しか考えていない
仕事量が多すぎる会社は、目先の利益しか考えていない可能性があります。
社員のことを使い捨てのコマだと考えていて、まるで奴隷のように低コストで過剰な労働力を求めているのです。
長い目で見ると社員を大切にできる会社のほうが伸びていくのですが、余裕のない経営者は目先の利益に飛びついてしまいがち。
関連記事:「社員を使い捨てにするのが当たり前」の会社は3年以内に辞めるべき
仕事量が多すぎるのはパワハラの可能性がある
仕事量が多すぎると感じている時に、最も気になるのが「これってパワハラじゃないの?」という事だと思います。
正直なところ、ただ仕事の量が多いだけでは一概にパワハラであるとは言えません。
部署や各個人によって業務の種類や量、忙しさが異なってくるのは当然といえば当然ですし、実際には努力が足りないせいで「仕事量が多すぎる」と感じているだけかもしれないからです。
しかし、だからといって「じゃあ耐えるしかないのか…」と諦めてしまうのは早すぎます。
厚生労働省のホームページでは、パワハラは以下の6つの類型に分けられています。
- 身体的な攻撃…蹴ったり、殴ったり、体に危害を加える
- 精神的な攻撃…侮辱、暴言など精神的な攻撃を加える
- 人間関係からの切り離し…仲間外れや無視など個人を疎外する
- 過大な要求…遂行不可能な業務を押し付ける
- 過小な要求…本来の仕事を取り上げる
- 個の侵害…個人のプライバシーを侵害する
このうち、仕事量の多さの度合いが「4.過大な要求」に当てはまるようであれば、パワハラとして認められるわけです。
業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害があった場合、「過大な要求」型のパワハラに当たることがあります。一人一人の業務量は会社やその部署の業務量によっても異なるので、単に仕事の量が多いというだけではパワハラとは言えませんが、例えば、業務上の些細なミスについて見せしめ的・懲罰的に就業規則の書き写しや始末書の提出を求めたり、能力や経験を超える無理な指示で他の社員よりも著しく多い業務量を課したりすることは、「過大な要求」型のパワハラに該当することがあります。
たとえば、教えてくれないのに未経験の業務を割り当てられたり、すでに余裕がないのに他の人の業務まで振られたりすれば、これは過大な要求と言えます。
また、残業や休日出勤をしないと達成できないような仕事量やノルマを課すことも、パワハラに当たります。
「少しずつ難しい仕事を与えられるようになってきた」「忙しくて疲れるけど頑張れば勤務時間内に終わる」「自分の意思で残業していて強制やペナルティは無い」といったレベルであればパワハラにならない可能性が高いです。
しかし、明らかに業務上で不必要な指示を出されたり、能力や時間的に不可能な仕事を与えられるような場合であれば、無理をして耐えなくていいんですよ!
頑張っても報われない場合がほとんど
仕事量が多くても、頑張れば頑張ったぶんだけ自分にプラスになれば、やりがいや達成感を得ることができるでしょう。
会社に評価され、給料やボーナスが上がったり出世することができればモチベーションにも繋がりますし多少の忙しさは耐えられますよね。
ですが、現実的にほとんどの職場では多すぎる仕事量をこなしたところで報われることはありません。
他人の2倍の仕事をしても給料は同じ…。評価されて給料が上がっても、せいぜい数千円の差…。
なんて、よくある話です。
僕も以前の職場では、仕事を断りきれず先輩よりも多い仕事をさせられましたが、年に1回の昇給が同僚より3000円多いだけという事がありました。
正直、「2倍くらい仕事してるんだから給料も2倍にしろよ!」と思いましたね。(言えませんが…)
もし今あなたの仕事量が多すぎると感じるなら、それに見合った評価や待遇を受けているのかを考えてみてください。
「成長するためには仕方ない事なのかな?」
「それだけ期待されているから頑張らなきゃいけないよね」
などと考えて不当な扱いを受け入れてはいけませんよ。
我慢する人ほど損をする
仕事量が多すぎる状況が続いている時、それがパワハラに該当するかどうかは関係なしに、「自分にとって有益か?」を基準に将来を考えるべきです。
不当な扱いを我慢していても、あなたが損をするだけです。
体力的にも精神的にもボロボロになって、体調を崩して仕事ができなくなってしまうかもしれません。
道具のように使われるだけ使われて、いずれコスト削減のために切り捨てられるかもしれません。
一人あたりに多すぎる仕事を任せなければいけないほど、会社は経営難なのかもしれません。
それほどの仕事量をこなしているのだから、あなたにもっと見合った待遇の職場があるはずですよ。
「給料は今のままでいいけど、もっと自分のペースで仕事がしたい」
「自分の仕事量に見合った給料がほしい」
どちらにせよ、あなたに合った職場を選ぶべきです。
このまま不当に多すぎる仕事量で働き続けて、貴重な時間とエネルギーを無駄に消耗していく人生なんて、もったいないじゃないですか。
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年齢を重ねるにつれ、自分の希望がかなう会社への転職はどんどん難しくなっていきます。
できれば20代、遅くても30代のうちに、思い立ったら即行動したほうがいいです。
「また今度でいいか」とためらっていたら、このままずっと変わることはありません。
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