・職場で失恋してしまって居づらい…
・失恋で転職しても大丈夫?
このような悩みや疑問を解決するための記事になります。
僕は三度の転職のなかで、人間関係・労働環境・自分の弱さ…さまざまな問題にぶつかりながら、ようやく「自分らしく働くコツ」を見つけることができました。
この経験を活かし、20~30代の社会人に向けて働き方や転職についての情報を発信しています。
職場で恋愛感情を持ったことありますか?
恥ずかしながら、僕は一度だけあります。
うまくいってそのまま結婚して幸せになれたら素晴らしいことですが、ぶっちゃけ、そうでないケースのほうが圧倒的に多いです。
そんな『職場での失恋』を経験してしまうと、会社に居づらくなったり顔を合わせるのが辛かったり、「もういっそのこと転職しようかな…」なんて考えが頭を過ぎっちゃいますよね。
そこで当記事では、
失恋が原因で転職するのはアリなのか?
という内容についてお話ししたいと思います。
ぜひ同じような状況にある人は参考にしてみてくださいね。
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失恋での転職は、冷静に行動できるならOK
先に結論から申し上げますと、職場の失恋をきっかけに転職するのは全然アリです。
ただし、そこにはたった一つ条件があります。
『冷静に行動できるか』
これだけです。
もし今、勢いだけで会社を辞めようとしているなら、ちょっと思いとどまってください。
感情的なまま転職をしてしまうと、はっきり言ってその先に待っているのは後悔です。
その理由を具体的に解説していきますので、どうぞ最後までお読みいただき、落ち着いた気持ちで判断してくださいね。
その失恋、本当に転職する必要ある?
一時の感情に流されると、本当にその失恋で転職する必要性があるのかを冷静に判断できなくなってしまいます。
その結果、「辞めて後悔…」「べつに転職しなくても良かったかも…」「できることなら元の職場に戻りたい…」なんていう取り返しのつかない事態になりかねません。
『離れたい』という気持ちと『離れたほうがいい』という事実を混同しないことが大切なんです。
転職しなくていい失恋のケース
まず、冷静な判断のために「転職しなくていい失恋のケース」を知っておきましょう。
自分の状況に当てはめて考えてみてください。
時間が解決してくれる
失恋した瞬間はひどく落ち込んだり感傷的になって、顔を見るのも辛いものです。
しかし「もう立ち直れない」と思ったほどの失恋でも、意外と時間が経てば平気になってくる場合がほとんどです。
今までの恋愛でもそのような経験がありませんか?
だとしたら大丈夫。今回だけは特別だと思ったとしても、今まで同様に時間が解決してくれます。
半年後には新しく好きな人ができて、今の失恋は笑い話になっているかもしれませんよ。
異動や転勤ができる
もしあなたが部署の異動や転勤をできる環境にあるなら、せっかく今まで勤めてきた会社を失恋だけの理由で退職するのはもったいないと思います。
顔を合わせなくて良くなれば、失恋の相手と同じ会社に在籍していようが関係ありませんからね。
とはいえ今の会社に何のメリットも感じなかったり、異動や転勤によるデメリットが大きいと感じるのなら、転職を検討してもいいでしょう。
そもそも接点が少ない
同じ会社内とはいえ、たまにしか会わないのならそこまで気にする必要もないと思います。
接点がある部分もどうにか口実をつけて同僚に代わってもらうなど、対策できないこともありません。
「もう顔を見るだけでも発狂しそう!」というレベルなら仕方ないでしょうが、「なんか気まずいな」といった程度なら転職は早計だと言えます。
というのも、会社という人間関係の入り乱れたなかで仕事をするにあたっては、失恋に限らずどこかしら「気まずい雰囲気」を感じる場面にはたびたび遭遇するからです。
失恋もそれと同じようなものだと考えてみましょう。
誰にもバレてない
恋愛感情があったことや失恋したこと。こういった事実が職場の誰にも知られていなければ、必ずしも転職しなくていいと思います。
極論ですが、誰も知らない出来事というのは存在していないのと同じだと考えることができます。
もちろん失恋した相手を見て気持ちが辛いことはあるでしょうが、職場に居づらくなるようなことは起こらないはずです。
転職したほうがいい失恋のケース
つぎに、転職したほうがいいケースについても紹介しておきます。
これに当てはまったからといって急いで辞める必要はありません。
あくまで冷静に行動するための判断材料として見てください。
仕事に支障が出る
失恋は気持ちが沈むだけの問題では済まないこともあります。
仕事に支障が出てしまっているような場合には、転職したほうがいいでしょう。
たとえば仕事をするうえで密接な関係にあり、コミュニケーションが必須であるような相手だったら、正直なところ仕事しづらいですよね。
相手もしくは自分の態度や接し方が悪くなったり、職場の雰囲気が変な感じになるなどのケースもあります。
そのようなことから連絡ミスやチームワークの乱れがあると、見逃せない支障だと言えます。
「仕事が手につかない」「集中できない」といった状態がいつまでも続くような場合も、トラブルを起こしてしまう前に転職したほうが正しい判断と言えるでしょう。
心身の不調を感じる
失恋による痛手や、働きづらくなったストレスによって心身の不調が出ているようでしたら、転職していいと思います。
夜眠れなかったり朝起きれなくなるなどの軽い症状から、職場へ行くと動悸や頭痛・腹痛といった明らかな体調不良が起こるケースもあります。
また、「相手に会うのが怖い」「仕事そのものは嫌じゃないのに憂鬱で行きたくない」といった精神的な面でも同じことが言えます。
失恋のダメージくらいで転職なんて大袈裟だ、と言う人もいるかもしれません。
しかし、あなたにとってその失恋がどれだけ大きなものだったかは、当事者であるあなたにしか計り知れないものです。
心身に不調が現れるということは、それだけのストレスを抱えている何よりの証拠。
失恋にかかわらず、仕事においても人生においても健康が第一です。
相手が直属の上司
失恋の相手が直属の上司である場合、転職したほうが働きやすさの面で良いケースが多いです。
というのも直属の上司が相手だと、仕事をスムーズに行ううえで大きな弊害となりやすいんですよね。
報告・連絡・相談にはじまり上司とのコミュニケーションは欠かせませんし、上下関係が明白なので辛いことが多いです。
失恋した相手から指導を受けたり叱責されたりなんて、やはり耐えがたいものがありますよね。
ひどいケースだと、失恋をきっかけに仕事を振ってもらえなくなったり良くない評価をつけられたり、昇給や出世に響いたりすることもあるようです。
何にせよ縦社会において上司の存在は大きく、働きやすさへの影響も大きいため、転職という選択肢は持っておくべきでしょう。
非道徳的な恋愛だった
これは自業自得な話になってしまいますが、浮気・不倫などの非道徳的な恋愛の末にたどり着いた失恋だとしたら、その身を滅ぼす前に相手と物理的な距離を取ったほうがいいです。
体だけの関係から恋愛感情を持ってしまい失恋した、といったケースも同様です。
社内恋愛禁止の職場での恋愛も似たようなことが言えます。
こういった「周囲に認められない恋愛」では、その時はドキドキしたり楽しかったりするかもしれませんが、はっきり言って高確率で損します。
周囲にバレたり大変なトラブルに発展してしまう前に、さっさと転職して心を入れ替えましょう。
陰口や悪い噂をされる
失恋をきっかけに職場のなかで陰口や悪い噂をされるような状況に追い込まれてしまったら、自分の身を守るためにも転職したほうがいいでしょう。
恋愛がらみの問題というのは、さまざまな人間関係のなかでも特に「根も葉もないデマ」や「言われる筋合いのない理不尽な悪口」が流れやすいものです。
ただでさえ失恋で心が傷ついているのに、追い打ちをかけるように周囲からのストレスに晒されるとなれば、ぶっちゃけ仕事どころではありませんよね。
また、そういった陰口や噂話のせいで社内での立場に悪影響が出たり、不当な待遇を受けさせられるリスクも生まれます。
なぜ転職したいのかを明確に
ここまで読んでいただいたら、次に考えることは「自分はなぜ転職したいのか」を明確にすることです。
「失恋したから」というのは、あくまでキッカケであり原因そのものではないのです。
先ほど説明した内容を踏まえると、
- 失恋して→職場に行くだけで体調が悪くなるから、転職して前向きに働きたい
- 失恋して→職場での扱いが変わり正常に働くことができなくなったから、きちんと仕事と向き合える環境に移りたい
といったように、『転職したほうが自分の人生にとって良い理由』をきちんと自分のなかで確立しましょう。
これが思いつかないのなら、正直に申し上げてそれは一過性の感情の爆発であり、むやみに勢いで転職しても後悔する可能性が非常に高いです。
数日間の休みをもらう、異動や転勤を申し出る、失恋相手との接点を減らしてもらう、などの対処をとって様子を見てはどうでしょうか?
落ち着いた頃になってもまだ「やっぱり転職したい」と思ったら、その時にまた転職活動を始めればいいのですよ。
退職する前に転職活動を始めるべき
きっとここまで読んでいる方は、失恋が原因とはいえ落ち着いて理性的に転職したいという意志を持っているに違いありません。
最初にお伝えしたとおり、冷静に行動ができるなら失恋で転職するのは全然OKです。
だとしたら、さっそく転職活動を始めましょう。
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年齢を重ねるにつれ、自分の希望がかなう会社への転職はどんどん難しくなっていきます。
できれば20代、遅くても30代のうちに、思い立ったら即行動したほうがいいです。
「また今度でいいか」とためらっていたら、このままずっと変わることはありません。
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