・今の職場では子供との時間が取れない
・もっと子供と一緒にいたいから転職するのはワガママ?
このような男性(父親)の悩みや疑問を解決するための記事になります。
僕は三度の転職のなかで、人間関係・労働環境・自分の弱さ…さまざまな問題にぶつかりながら、ようやく「自分らしく働くコツ」を見つけることができました。
この経験を活かし、20~30代の社会人に向けて働き方や転職についての情報を発信しています。
- 仕事が忙しすぎて暇や余力がない
- 子供と時間が合わない仕事をしている
- 単身赴任で子供となかなか会えない
こういった男性は、家族のために働いているのに子供との時間がないので辛いですよね。
でもそんなことを口に出すと、
「男はバリバリ仕事して金を稼いでくるのが役目だ!」
「父親なのに子供と一緒にいたいから転職なんて甘えだ!」
という意見にぶつかることも少なくありません。
直接言われなくても、そんな空気がこの国にはあります。
でも大丈夫。あなたの気持ちは甘えでもワガママでもありませんし、子供のために転職という選択は決して間違いなどではありませんよ。
当記事では、
男性でも「もっと子供と一緒にいたい」を理由に転職するのは大正解である3つの理由
について解説します。
また、子供のために転職したい時のコツもご紹介しますので、ぜひ転職活動に役立ててくださいね。
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①生きがいを実感できないまま働きつづけるのは困難
子供のために転職していい1つ目の理由として、はっきり言って「生きがい」を実感できないまま働きつづけるのは無理です。
僕たち人間は、他の動物とちがって「生きることを目的に生きる」ことができない唯一の生物なんですよね。
生きがいが無いと、生きる意味が分からなくなってしまう。
「家族のため子供のために働いてお金を稼ぐ」と言っても、その家族と過ごせる時間が少なくて実感できなければ、空想と同じではありませんか。
僕たちはロボットじゃないのですから、前向きに精力的に働きつづけるためには生きがいが必要なんです。
家族にとって「財布」みたいな存在の父親になんて、絶対なりたくありませんよね。
分からない人には分からない
「そんなのは甘えだ!ただのワガママだ!」
「子供との時間がなくても頑張って働いている人はたくさんいる!」
という意見は必ずあります。
この価値観が完全に無くなることはないでしょう。
というのも、子供との時間がなくても平気な人は一定数いて、そういった人たちには「子供と一緒にいたいから転職」なんて気持ちは想像もつかないのです。
- そもそも子供がいない
- いるけど時間が取れている
- 子供がそんなに好きじゃない
- 仕事そのものを好きでやっている
- 職場の人との付き合いが楽しい
- 自分ひとりで没頭したい趣味を持っている
こういった人から「甘え」「ワガママ」なんて言われるのは、正直おかしな話ですよね。
皆が皆、「子供との時間がないのは仕事だから仕方ない」と割り切れるものではありません。
僕自身、子供ができて当事者になったことで初めて「子供と過ごせない寂しさ」に共感できるようになりました。
健康を害することも
子供との時間がない辛さを分からない人の意見に流されて我慢を続けていると、健康を害する恐れもあります。
実際に、下記のような相談を受けたことがあります。
単身赴任で家族と過ごせないストレスから、毎日の胃痛と嘔吐で体重も激減しました。年収が下がることを覚悟で転職したいけど、申し訳なくて妻に言い出せません。こんな理由で転職するのは甘いのでしょうか?体が壊れるまでは耐えるべきでしょうか?
いや、それもう壊れてますよ。今すぐ奥さんと話し合って転職活動を始めてください。
と、ここまで極端ではなくても、子供と過ごせないストレスから心や体に不調が出ることは珍しくありません。
健康的に働きつづけるためにも、生きがいを実感することは大切なのです。
人それぞれ価値観は違いますが、子供と過ごす時間があることで「この子のために頑張ろう!」と思えるなら転職するべきですよ。
②否定的な意見は古い
子供との時間のために転職する男性を否定するのは、はっきり言って考え方が古いかなと思います。
根拠としては以下になります。
男女平等であるべき
グローバル的に女性の社会進出が推進されているのと同時に、男性が育児や家事に参加することも求められています。
この男女平等は裏を返すと、「男性でも家庭を優先していい」という事なんですよね。
『女性は子供のために退職や転職をせざるを得なくて、男性は家庭を持ったら仕事を選べなくなる』
なんて、そんなの間違ってますよね。
働き方改革
海外からは「日本人は働きすぎ」と言われているのを知っていますか?
諸外国では社会人もバカンスやバケーションといった数週間の長期休暇を取る文化があり、彼らはそれを「人間が元気に生きていくために必要なもの」と考えています。
これは決して他所の話ではなく、日本政府も労働に関する社会問題を改善していくために『働き方改革』として動きだしていますよね。
日本人も、仕事ばかりに囚われずプライベートを大切にしながら働く時代に突入したのです。
プラス面は意外と多い
子供のために転職することを否定的に捉える人は、マイナス面ばかりを見ていますが意外とプラス面は多いです。
そもそもマイナス面というのは、
- 年収が減る可能性がある
- 今までのキャリアが無駄になる
- 子供と過ごせないくらいで男が転職するのは根性がない
- ひとつの会社に勤めつづけるのが正義で、転職は良くないこと
という結構ふわっとした内容で、古い考え方に縛られていることが分かります。
実際には、下記のようなプラス面があります。
- 年収は増える可能性もある
- 今までの経験やスキルは活かせる
- 今よりホワイトな環境を目指せる
- 生活リズムや食生活が改善されて心身ともに健康な生活が送れる
- 子供の発育にとって良い
- 子供が親離れした後も自分の時間や妻との時間が取れる
冷静に考えるとプラス面の多さに気付けますよね。
そもそも今は昔とちがって、転職でのキャリアアップは珍しくない時代です。
もちろん必ずこの通りになるとは限らず、やみくもな転職をすればマイナス面が目立ってしまいます。
しかし正しい転職活動さえすれば、子供のために転職することは良い選択だといえます。
ネガティブな意見に惑わされず、しっかりと自分にとって良い選択をしましょう。転職活動の方法は後ほど紹介しているので参考にしてくださいね。
③子供のための転職は、妻にとってのメリットも大きい
男性でも子供のために転職していい理由の3つ目は、じつは妻にとってのメリットも大きい、という点にあります。
「もっと子供と一緒にいたいから転職したいけど、年収が減るかもしれないし妻に反対されるかな…」と悩む人はとても多いです。
というか実際に反対される人もいます。
家庭を持った男性が転職を決断するにあたって、最後の壁はやはり妻ですよね。
でも、きちんと話し合って説明すれば、きっと理解は得られるはずですよ。
家事や育児へ参加しやすくなる
子供との時間が増やせる仕事に転職するということは、同時に、家事や育児への参加もしやすくなるということです。
妻のストレスや負担を減らしながら、自分も子供との時間が取れる。一石二鳥ですね。
間違っても「自分は仕事で疲れているから家事はしない!」なんて言ってはいけませんよ。
そんな人が家にいられると、妻はかえってストレスになりますからね。
きちんと家事と育児を分担することを説得材料にすることで、転職の許可を得ながら家庭内での立場が悪くなることも避けられます。
共働きしやすくなる
家事と育児を分担することによって、妻にも余裕が生まれて共働きがしやすくなります。
男性には理解しがたいかもしれませんが、「もっと仕事をしたい」と思う女性は結構多いんです。
そして共働きしやすくなることで妻の収入が増えるため、結果的に家計がプラスになるケースも多いです。
好条件の求人を見つけておくと説得もしやすい
妻にとってもメリットがあるとはいえ、「夫の年収が下がるのはやっぱり不安」と感じる人もいます。
「ちゃんと転職できるの?」
「ブラック企業に入らないか心配」
「今より待遇が悪くなったら困る」
子供がいるとなおさら、このような不安に駆り立てられますよね。
そんな妻を説得して安心させるためにも、話し合いをする前に好条件の求人を見つけておくことをおすすめします。
先ほど説明したように、ひとつの会社で定年まで搾取されつづける時代は終わっており、転職でキャリアアップを目指すのは今や当たり前のことです。
これまで積み上げてきたキャリアを活かしつつ希望の条件で働ける職場を見つけることは、意外とそこまで難しいことじゃないんです。
説得するなら論より証拠というわけで、「これなら安心して転職できて子供との時間も作れる」と示してあげましょう。
転職サービスで理想の求人を見つけることから始めよう
ここまで、男性でも「子供と一緒にいたい」を理由に転職していい理由についてお伝えしてきました。
そして、あなたが何より今やるべきことは、希望に合う条件の求人を探してみることです。
子供のためにも、妻を安心させるためにも、そして自分自身が理想の働き方を実現させるためにも、さっそく転職活動をスタートさせましょう。
まずは転職サービスを活用して、自分に合う求人を見つけることから始めてみてください。
わずか5分ほどの簡単な登録で、さまざまなサービスを誰でも無料で利用することができます。
僕が実際に利用して本当に役立ったのは【doda】でした。
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「自分に合った職場を知りたい!」「専門家のアドバイスを受けたい!」「転職の成功率を上げたい!」という人には超おすすめです。
年齢を重ねるにつれ、自分の希望がかなう会社への転職はどんどん難しくなっていきます。
できれば20代、遅くても30代のうちに、思い立ったら即行動したほうがいいです。
「また今度でいいか」とためらっていたら、このままずっと変わることはありません。
現状を変えたいなら、今できる簡単な一歩から踏み出しましょう!
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