・仕事辞めたいと言ったら、情けないと言われた…
・情けないと思われそうで辞められない…
このような悩みを解決するための記事になります。
僕は三度の転職のなかで、人間関係・労働環境・自分の弱さ…さまざまな問題にぶつかりながら、ようやく「自分らしく働くコツ」を見つけることができました。
この経験を活かし、20~30代の社会人に向けて働き方や転職についての情報を発信しています。
仕事を辞めたいという気持ちがあっても、「情けない」という言葉に邪魔されて行動に移せないことってあるんですよね。
それは家族や上司などの誰かに言われることもあれば、自分の中で葛藤が生まれることもあるでしょう。
当記事では、
- 仕事を辞めたいのは情けない?
- 情けないと言う人の心理は?
- 情けないと思われない仕事の辞め方とは?
これらについて解説していきます。
ぜひ最後まで読んでいただき、迷いを断ち切って前向きな一歩を踏み出してくださいね。
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仕事を辞めたいと思うのは情けない?
まず結論から申し上げます。
転職の意思さえあれば、仕事を辞めたいのは情けないことではありません!
逆に言えば、「働くの嫌だから仕事辞めたいよぅ。ずっと誰かの世話になって暮らしたいよぅ」という人はめちゃくちゃ情けないです。
これが3回の転職を経て僕が導き出した真理です。
そして実際に、僕が3回も転職したと聞いて、あなたは「情けない奴だな」「ダメ人間じゃん」「ゴミ雑魚www」と思いましたか?
たぶん思ってないですよね?
もし思ったなら、その根拠となる理由を3000字以内で提出してください。
これは半分冗談ですが、半分本気とも言えます。
というのも、「情けない」と思うことに論理的な根拠なんて存在しないので、理由を説明できるはずないんですよ。
反対に、「情けなくない理由」は説明することができます。
自分の身を守ることは正当
仕事を辞めたいと思うのには、何かしらの原因が必ずあるはずです。
お金が有り余って仕事をする必要のない人でもない限り、ふつうは何の不満もないのに辞めたいなんて思わないですよね。
その原因は人間関係であったり、労働環境であったり、仕事内容や給与・待遇面であったりと人それぞれでしょう。
何であるにせよ、そんなストレスや不満、過労、トラブルなどから自分の身を守ろうとすることは正当であるに決まっています。
あなたがどれだけ苦しんでいるかも知らない人間が「それくらいで辞めるなんて」と有難いお説教をくれることもあるかもしれません。
しかし、その人もいざ自分の身に危険が迫れば防御行動を取るものです。
当人の気持ちは当人にしか分かりません。
あなたの人生を本気で考えるのは、あなただけです。
たとえ他人から情けなく見えようと、自分の身を守ろうとする意思は決して情けないことではありませんよ。
働きたくないわけではない
先ほども少し触れましたが、「働かずにダラダラ過ごしたいから仕事辞める」なんて言ってる人がいたら情けないと思われても仕方ありません。
でも、あなたは違いますよね?
そりゃあ働かなくてもいいなら働きたくないでしょうけど、生活のために働くことを拒否する気はないはずです。
ただ「働く場所」「頑張る場所」を変えたいだけですよね。
それをどうして情けないと言えるのでしょうか。
愛社精神が無いところですか?
気合いや根性が足りないところですか?
心を無にして自分に合わない環境を受け入れ、会社に魂を捧げることが立派な生き方なんですか?
いつの時代ですか、それ。
前向きに働くために転職しようと行動できる勇気や決断力のほうが、僕はずっと立派だと思います。
ポジティブな転職はいくらでもある
今の時代、ポジティブな理由での転職は当たり前になっています。
- いろんな知識や経験、新しいスキルを身につけたい
- 自分の実力がどこまで通用するか挑戦したい
- さらなるキャリアアップや年収アップを目指したい
- 副業や起業に向かうための環境を整えたい
このような人たちって今、本当にたくさんいます。
事実、日本の人口は減少しているのに転職市場はどんどん拡大を続けているんですよ。
自分の仕事や会社について悩んでいる人に対して「なんで転職しないの?」という声が聞かれるほどに。
つまり、それだけ〈転職〉=〈ポジティブなもの〉という認識が広まっているのです。
ではネガティブな理由で仕事を辞めるのはやっぱり情けないことなのか?というと、そういうわけではありません。
キッカケとなる理由がネガティブだとしても、結局のところ見方を変えれば「今より良い環境で働きたい」「もっと良い人生にしたい」というポジティブな未来を目指しているに違いないのですから。
仕事辞めたい人に「情けない」と言う心理
仕事を辞めることが情けなくない理由がハッキリしましたね。
とはいえ、それでも「情けない」と言ってくる人がいるのも事実。
でも気にする必要はありませんよ。
そのような人たちは、自分にとって不都合な真実から目を背けたいだけなのですから。
言い方を変えると、「辞められると自分が困る」から、「情けない」という言葉で考え方を変えようとしてくるのです。
たとえば上司は部下に辞められると責任を負わなければいけませんし、業務の割り振りを考え直したり自分の仕事量が増えたりして面倒です。
「お前、そんな情けないことでいいのか?辞めて他でやっていけると思うか?」
などと言っておきながら、結局は自分が上司としての責務を全うするのが嫌なだけの情けない人間なのです。
ほかにも、親が子供に仕事を辞められると「世間体が気になる」とか。
妻が旦那に仕事を辞められると「生活の質を落としたくない」とか。
こういった不利益を被りたくないから、あなた自身の辞めたい〈理由〉や〈気持ち〉を無視して、「情けない」と言いくるめてしまおうと考えるのです。
他人の価値観を変えるのは難しい
結局のところ、仕事を辞めたいと思うほど悩んだことのない人には、その気持ちを本当に理解することはできません。
先ほど「転職をポジティブに考える時代になっている」という話をしましたが、未だに「転職は良くないこと」というイメージを捨てきれずにいる人は少なからずいるのです。
とくに日本人は昔から「忍耐」や「自己犠牲」を美徳としてきた時代が長かったせいもあって、古い価値観から抜け出せずにいる人はまだまだいます。
そのような相手には行動と結果で示すしかありません。
今の仕事を辞めても立派に生きていく。転職した先でしっかりと働いていく。
その姿を見せていくことでしか、本当に理解を得るのは難しいでしょう。
なので今は、誰に何と言われようと自分の意思を貫き、見返してやるつもりで先に進むしかありません。
情けないと思われない仕事の辞め方とは
では実際に、どのような行動を起こすことで「情けない」と思われなくなるのか。
それは『辞める前』が重要になってきます。
というのも間違った辞め方をしてしまうと、その後に頑張っても〈仕事を辞める=良くないイメージ〉を払拭することは大変になりますから。
以下について注意しましょう。
タイミングと仕事の引き継ぎ
辞めるタイミングは非常に大切です。
一般的に、退職予定日の2〜3ヶ月前に退職の意思を伝えることが望ましいとされています。
会社で「◯ヶ月前までに」という規定があるなら、それに従うのが良いでしょう。
緊急を要する場合は退職の2週間前までに伝えれば法的に問題ないのですが、印象はあまり良くありません。
(引き継ぎをしなくても問題ないような仕事であれば、規定があっても退職日について気にしない職場も結構ありますが)
きちんと引き継ぎをしなければ迷惑がかかってしまうようなケースでは、確実に余裕を持ったタイミングで退職の旨を伝え、後腐れのない退職を目指しましょう。
『立つ鳥跡を濁さず』は、情けないと思われないために大切な考え方です。
辞める前に転職活動は【絶対】!
「辞めてから転職活動しよう」と考えているなら、それは情けないと思われる大きな要因となります。
在職中に転職先を決めておくこと。情けない人間じゃないと証明するなら、これは絶対に外さないでください。
仕事を辞めたいと思った時点で、転職活動はすぐに始めましょう。
そうすることで、「逃げるように辞めていくネガティブな印象」ではなく『やりたい仕事、働きたい職場があるから転職するポジティブな印象』に変えることができます。
もちろん自分自身の経済的かつ精神的な安定にもつながります。
まずは転職サービスを活用して、自分に合う求人を見つけることから始めてみてください。
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年齢を重ねるにつれ、自分の希望がかなう会社への転職はどんどん難しくなっていきます。
できれば20代、遅くても30代のうちに、思い立ったら即行動したほうがいいです。
「また今度でいいか」とためらっていたら、このままずっと変わることはありません。
現状を変えたいなら、今できる簡単な一歩から踏み出しましょう!
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